February 28, 2010

Binary Hacks, The Art of Concurrency

昨日の Open Source Conference [ospn.jp] に O'Reilly Japan [oreilly.co.jp] が 15% 引きで書籍販売していたので、散財してしまった。 Binary Hacks は今更だけど、そろそろなくなりそうだったので。

February 27, 2010

Open Source Conference 2010 Tokyo/Spring

Open Source Conferernce 2010 Tokyo/Spring [ospn.jp] に参加。
  • オープンソース超入門 / IBM クラウド事例から考える OSS による企業向けクラウドの可能性
  • OpenSolaris の最新情報
  • 巷で話題の仮想化ソフトウェアLinux/KVM vs. VMware vs. Hyper-V! 比較だけでなく、その目的を考えよう!!
  • オープンソースで作る!Googleのような分散処理基盤 Hadoop入門
を聞いてきた。
久々の OSC 参戦だったが、どの発表者もトークがうまいのでビックリ。コードをばりばり書くエンジニアというよりか、エバンジェリストな人が多かったので当然か。
会場の明星大学もキャンパスが綺麗でビックリ。そこらの企業より環境いいのではないか?会場でいただいた大学案内の学費を見て納得。普段参加する学会などは国立大学が多いから、どこもボロい(失礼)。

February 23, 2010

Xilinx 28nm

Xilinx Picks 28nm High-Performance, Low-Power Process to Accelerate Platforms for Driving the Programmable Imperative [xilinx.com] ということで、Xilinx の 28nm プロセスは TSMC と Samsung が選ばれたようだ。高速シリアルインタフェースについては広帯域になるとは書かれているが、1チャンネルあたりのデータレートはどうなるんだろう。Altera は 28nm で 28 Gbps とか言っていたが。Altera と同じファブとなると、力量を比べられてしまいそう。

February 22, 2010

Optical Networks: A Practical Perspective

"Optical Networks: A Practical Perspective" 1st edition [amazon.co.jp] を読ませていただく。3rd Edition まで出てるのか。うーむ。積読になりそうだが…。

February 18, 2010

Optical Network

光ファイバネットワーク技術解説』 [amazon.co.jp] を読むが、内容が若干古い。最近の話を知りたいのだけど、『10ギガビットEthernet教科書』[amazon.co.jp] くらいしかないのかなぁ。基幹系、キャリア系のネットワーク構築とかしている人はどこで勉強しているんだろう。

February 17, 2010

ISSCC News Archives

ISSCC [isscc.org] が終わり報道も落ち着いてきたので、報道記事のリンク集をまとめ。 各メーカーの ISSCC 関連のまとめページを少し探したが、個々の発表についてばらばらとプレスリリースをしているメーカーはあるが、まとめているのは富士通しか簡単には見つからなかった。半導体技術の国際会議「ISSCC 2010」で最先端の技術を発表 [fujitsu.com]。NEC は ISSCC2009発表論文のご紹介 [necel.com] とか一月後くらいに出ているから、今年もそれくらいの時期なのか。Renesas も昔は Renesas EDGE [renesas.com] にまとめてくれたりしていたけど、今回はどうなんだろう。そもそもどのメーカーも毎年採択論文数が変動するから年によって対応は変わってるか。
なお、IEEE SSCS Japan Chapter Solid-State Circuits Society(SSC-37) [ieee-jp.org] で ISSCC 2010報告会がアナウンスされている。日本のメーカーや大学が ISSCC で発表してきた内容を、日本国内で発表してくれるイベント。

February 16, 2010

IEICE

今月も電子情報通信学会 [ieice.org] 会誌 [ieice.org] 編集委員会に参加。 編集委員になると、会誌をよく読むようになるのでお勧め(ぉぃ)。

February 14, 2010

Micron to acquire Numonyx

Micron が Numonyx を買収するらしい。メモリ業界は激しいな。Numonyx は Phase Change Memory (PCM) [numonyx.com] を製品としていち早く出していたので注目していたのだが、今後の展開はどうなるのだろう。先週の ISSCC では Numonyx から 1-Gbit PCM の発表があったようだ。まだ NOR のスペック + アルファのようだが、今後の性能向上に期待したい。

February 13, 2010

Web Site Migration

ISP の変更に伴い、AO [wakwak.com] の内容をこの AO diary [blogspot.com] 内に移しました。右側のサイドバーのメニューからアクセスしてください。
情報が古いので削除しようかと思いましたが、未だに H8 は人気があるらしく、検索エンジンからくる方が多いので、とりあえず移しておきます。

February 12, 2010

PGP public key

実家が ISP を変更するらしく、鍵置き場に困ったので keyserver に登録しました。必要な方は pgp.nic.ad.jp からダウンロードしてください。
Public Key Server -- Get ``0x197AF31D '' [nic.ad.jp]
$ gpg --keyserver pgp.nic.ad.jp --search-key "OKAZAKI Atsuya"

February 11, 2010

Read Copy Update (RCU)

Linux Kernel Watch 1月版 - ユーザー空間でRCU? membarrier()システムコールとは [atmarkit.co.jp]。最近は Solaris しか追いかけてなかったが、DTrace [sun.com] のようなものが他のOSでも期待されている(?)模様。しかし、このシステムコールはまさに「レビューアからは『なんというオレ専用API』『ほかの用途への応用がまったく思い付かない』などと次々の賛辞の声が寄せられ」だなぁ。Solaris は少数のコミュニティ(というか企業の従業員か)で作り上げるけど、Linux はコミュニティが大きい。カッコイイ!だけではマージされない。
そういう意味でも、Solaris Internals 1st edition [amazon.co.jp] の章立ては格好良かった。2nd edition [amazon.com] は割と普通のOS本になっていた。 おっと、DTrace [amazon.co.jp] 本が出ているぞ。

February 10, 2010

IBM Wire-Speed Power Processor

IBM gives birth to 'wire-speed' processor [theregister.co.uk]。CPU コアの名前が "A2" ってのは Apple "A4" が出た直後なので、ネーミングとしてはやや出遅れた感が(コンシューマビジネスでもないのでCPUの名前なんてどーでもよいのだが…)。
A4 については情報が集まってきてるかなぁと思ったが、相変わらずよく分からないらしい。Appleの「A4」プロセッサとは何か? - エンジニアらの意見 [mycom.co.jp]。
この記事を読んで LLVM [llvm.org] を知る(遅っ)。いやいや、BSDCan2008 のレポート記事 GCCに匹敵するコンパイラ?! LLVM - BSDCan2008 [mycom.co.jp] を読んだ気がするが、スルー力発揮してしまっていた。結構流行ってるのね。

February 9, 2010

IBM POWER7 Servers

ISSCC [isscc.org] での POWER7 の発表と同時に、POWER7 搭載サーバが発表された。POWER7 自体は昨年の HotChips で出ているので、それほど目新しくはない。プレスリリース IBM Unveils New POWER7 Systems To Manage Increasingly Data-Intensive Services [ibm.com] は営業トークで技術的な詳細がよく分からないので、サーバの内部構成を調べるには RedBooks (draft) [ibm.com] がいい。

February 8, 2010

Altera Quartus II 9.1 on Linux

Altera Quartus II 9.1 [altera.com] を Linux (x86_64 smp) で使っているのだが、やはり FPGA ツールはデスクトップ環境が Windows を想定されていて、Linux 版はバグが満載。コマンドラインツールは動くのだが、GUI フロントエンドがよく固まる。 などと、EDAツールにとって本質ではないけど、いただけないしょーもないバグ。
Quartus II for Linux は MainWin という Linux 上の Windows アプリケーション実行環境を利用しているが、qgui (beta) [alteraforum.com] なる Quartus の Qt 版が 9.1 からバンドルされていたので、使ってみると安定している。フルスペックの Quartus II にはなっていないが、途中で固まるよりはかなりまし。
ちなみに、Quartus II は SMP マシンであれば並列化できるタスクは並列実行できる。設定方法: Quartus II Help Version 9.1 - Compilation Process Settings Page [altera.com] - Parallel compilation。実行時間の殆どが並列化できてないのだけど。

February 7, 2010

Power Integrity

休日久々に都会に出たので本屋をはしご。『パワーインテグリティのすべて』 [amazon.co.jp] を発見。PCIe とかも高速化してきて、この種の悩みを抱える人が増えてきているようだ。
エレクトロニクス業界でも扱う信号が数 GHz を超えたあたりから分業化が進んでしまって、下から上まで全部把握するということは難しくなってきたなぁ。最近は自分も基板の PCB レイアウトは丸投げ状態。回路設計からコンピュータアーキテクチャ、そして Hadoop までくらいで勘弁してください(Hadoop 分からないけど)。

February 5, 2010

Intel@ISSCC - Reconfigurable Transceiver

引き続き、Research@Intel - Prototyping intelligent circuits (Intel Labs @ ISSCC part 2) [intel.com] で ISSCC での Intel の発表が紹介されている。やはり気になるのはIO関係の “A 5-to-25Gb/s 1.6-to-3.8mW/(Gb/s) Reconfigurable Transceiver in 45nm CMOS”。チップ間、サーバラック内のボード間、電気や光ファイバなど、5-25Gbps などどこでも使える設計のトランシーバ。イコライゼーションのパラメーターなんかも可変。これで消費電力が小さかったら文句なしだな。と思ったらタイトルに消費電力が入ってる。Reconfigurable という意味で似たような機能を搭載する FPGA の高速トランシーバが数 Gbps で 150mW/ch 程度と言っているから、これはなかなかの低消費電力。参ったな。PCS/PMA SERDES まで入っての数字なのかな。

February 4, 2010

Intel@ISSCC - 47x10Gb/s chip-to-chip interface

Research@Intel - Moving tera-scale data (Intel Labs @ ISSCC part 1) [intel.com] で ISSCC [isscc.org] での Intel の発表内容が紹介されている。仕事柄、チップ間通信の3番目に写真付きで紹介されている "A 47×10Gb/s 1.4mW/(Gb/s) Parallel Interface in 45nm CMOS" が気になる。BGA (あるいは LGA) でいっぱいいっぱいのチップ背面は諦めて、チップの上側から高周波対応のフレキケーブル(?)でチップ間を繋いでしまおうという技。マザーボードはそれほど高周波特性を気にしなくてよいので(とはいっても従来並には必要だけど)、システム全体としての低コスト化も図れる。チップあたりのコア数が増えているので、数チップあれば SMP ウェイ数も結構稼げるだろうし、小規模なサーバでよければこれで十分か。

February 3, 2010

Twitter started

今更ながら Twitter を始めてみた。@geodenx [twitter.com]
Blog, RSS reader, mixi, twitter と、時間取られすぎだろう。テレビが無いからまだ救われているか。『ウェブはバカと暇人のもの』[amazon.co.jp] でも読んでみるか。読書にも時間取られすぎという話も。

February 2, 2010

Altera 28-Gbps 28-nm FPGA

Altera Unveils Innovations for 28-nm FPGAs [altera.com] によると、Altera は 28nm FPGA で 28-Gbps のトランシーバを内臓するらしい。データレートが一気に上がった。25-Gbps x4 で 100 GbE も視野に入れてるのだろう。FR4 基板で手軽に設計するには、ますます辛い時代に。

February 1, 2010

P.A. Semi PWRficient

前のポスト [localhost] で取り上げた Apple A4 の開発チームの前作 PWRficient [wikipedia.org] を振り返ってみると、ISA は PPC 互換なものの、中身はパイプライン設計も含めて全部自作だった。今回の Apple A4 は ARM は貰ってきて低消費電力化技術だけに注力したのかなぁ。